国民年金加入後すべきこと
会社退職後、国民年金の加入しなければいけませんが、その支払い方法を工夫するとお得になります。国民年加入後にすべきことを挙げておきます。
- 2年分の国民年金を前納しよう
- 付加保険は絶対加入しよう
- 60歳を過ぎても任意加入で追納しよう
国民年金 2年分前納
支払う年度の2月末までに手続きすると、4月から2年分の国民年金を前納することができます。2年分一括で支払うことで、大体1か月の保険料に相当する1万5千円相当の割引になります。割引率に換算すると約4%の割引に相当します。割引によって得たリターンは再投資でより大きなリターンを得よう。
申し込み手順、申し込み用紙はここ。
前納で節税しよう
2年分一括で支払った場合、支払った額を年で案分して、各年に経費として計上することもできますが、一括で支払った年度で全額経費として処理することもできます。実はこれを利用すると節税に利用することもできます。例えば、利益が多く出そうな年は、あえて2年分一括で支払って経費を多くして、その年度に支払う税金を抑えることができます。
付加保険はお得
国民年金加入時は、付加保険は絶対加入しましよう。付加保険料 月額400円を払うと、年金受取額が増えるので絶対加入したほうがお得です。200円×納付月数分 国民年金の年間支給額が増えます。例えば、40歳でアーリーリタイアした場合、国民年金の加入期間は20年になります。20年付加保険料を支払うと年間 200円×240=48000円 国民年金の支給額が増えます。たった2年で支払った額が回収できます。厚生年金に加入しているサラリーマンは、付加保険に加入できないので、付加保険はサラリーマン退職した人の特権です。
注:付加保険に加入した場合、確定拠出年金の最大可能月額掛け金が1000円減額されます。例えば個人事業主の最大掛け金は68000円ですが、67000円になります。
付加保険の申し込み手順、申し込み用紙はここ。
任意加入しよう
在学時免除申請などで、国民年金加入期間が40年に満たない方は、60歳を過ぎても任意加入で追納するとお得です。例えば大学院修士卒の方で、在学時国民年金の免除申請していた方などは、約4年間の免除期間があります。60歳を過ぎても、支払い期間が40年に満たない場合は、任意加入することで国民年金を追納することができます。その際、付加保険の加入も忘れてはいけません。
60歳以降65歳前に退職された方
60歳以降65歳前に定年退職された方は、国民年金に任意加入すると、支払った掛け金が全額課税所得から控除できるので、源泉徴収でとられた税金を取り戻せる可能性もあるし、翌年の住民税を安くすることができます。詳しい解説はここ。更に65歳以降で貰える国民年金も増額されるので更にお得です。
任意加入の詳しい手順はここ。
手続きは、お近くの年金事務所に行けば手続きすることができます。
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