楽天・全米、全世界株式インデックスファンド実効利回り計算

投資
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先日、実効利回りの計算ロジックを考え、実効利回り計算機を開発し発表しました。

ここでは、実際にいくつか実例で実効利回りを計算し、検証を行いたいと思います。

楽天インデックスファンドシリーズ

株クラのみなさんも購入されている方が多いのではないでしょうか?先日、調査したeMaxisシリーズと並んで人気のインデックスファンドです。それでは実効利回りの計算をしてみましょう。

楽天・全米株式インデックス・ファンド

記事執筆時の前日2022/8/1の基準価格は、19827円(図1)。5年前、2017/9/29の基準価格は、10000円。

図1 楽天全米インデックスファンド

分配金はゼロなので、今回開発した実効利回り計算機で利回り計算してみると計算結果は図2。

図2 楽天全米株式インデックス実効利回り計算結果

15%という物凄い利回りをたたき出しているのがわかります。大人気な理由がわかります。次に全世界株式について、計算してみたいと思います。

楽天・全世界株式インデックス・ファンド

次に楽天オルカンについて計算してみたいと思います。記事執筆前日2022/8/1の基準価格は、16334円(図3)。5年前、2017/9/29の基準価格は、10000円です。

図3 楽天全世界株式インデックスファンド

同様に分配金ゼロなので、今回開発した実効利回り計算機で利回り計算してみると計算結果は図4。

図4 楽天全世界インデックスファンド実効利回り計算結果

楽天オルカンも10%という物凄い利回りをたたき出しています。

楽天インデックスファンドまとめ

楽天インデックスファンドシリーズの人気2銘柄について、2017/9/29~2022/8/1までの実効利回りを計算してみた。

  • 楽天・全米株式インデックス・ファンドの実効利回りは15.18%
  • 楽天・全世界株式インデックス・ファンドの実効利回りは10.66%

いずれも10%を超える利回りで運用できていることがわかる。

、今回計算したのは過去から現在までの利回りを計算しただけで、将来の利回りを保証するものではありません。

次に参考データとして、年利10%で毎月2万円を30年積み立てた場合の運用資産について計算してみたいと思います。長期間積み立てると複利の効果で爆増します。私が導出した爆増期間(200/運用金利10%=20年)を十分過ぎているので物凄く爆増している筈です。

積立金計算例

楽天インデックスファンドの人気2銘柄の実効利回りを計算してみて、年利10%が全く現実離れした数字ではないことがわかりました。実際に毎月2万円を年利10%で30年積み立てた場合、運用資産がどの位に増えるのか計算してみたいと思います。

計算は私が開発した積立金シミュレーターを用いて計算してみると、計算結果は図5になります。

図5 積立金運用残高計算例

2万円の積立でも年利10%での運用となると、30年積み立てで4100万円になるようです。累計積み立てが720万円なので、純利益が3400万円。爆増期間を過ぎて運用すると物凄く増えることが証明されたと思います。このように自分がこれから買おうとしている株やETFや投資信託が過去にどれくらいの利回りを出しているのか調べることは重要だし、将来、老後資金の目安にもなります。

まとめ

株クラの皆さんに大人気の楽天インデックスファンドシリーズの人気銘柄2つの実効利回りについて計算してみました。

計算結果より10%超えのかなり高い利回りで運用されていることが分かった。

実際に毎月2万円を年利10%で30年運用したら、どれくらいの運用残高になるのか?計算してみたら4100万円の運用残高になることがわかった。

今回、検証に用いたシミュレーター

、ここでの計算はあくまで過去のデータに基づいて計算されたもので、将来の運用結果を保証するものではありませんのであしからず。

皆さんがお持ちの株やETFや投資信託も同様に実際の利回りがどのようになっているのか?計算してみて下さい。

こういうシミュレーターが欲しいとか、こういう計算をしてみてとか、ご意見、ご要望を絶賛募集中です。ご要望のある方はこちら

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