FIREシミュレーター

シミュレーション
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FIREシミュレーター

先日、4%ルールとは異なる数学的アプローチで、FIRE、セミFIREに必要な金額がいくらなのか?具体的に導出するためのロジックを考察しました。その考察結果に基づき、FIREシミュレーターを開発しました。運用利回り、FIRE、セミFIREに必要な金額をスライドバーを調整して入力すると、FIREに必要な運用資産が求まります。

FIREシミュレーター計算例

実例として、具体的に数値を入れて計算してみましょう。年利6%で運用し、手取り10万円、20.315%の税金を見越して、13万円の取崩しで計算してみます。計算結果を図1に示します。

図1 FIRE simulator計算結果

計算結果より、6%で運用した場合、手取り10万円(取崩し金13万円)を実現する為には、2683.7478万円必要であることがこの計算でわかります。では、実際にこの金額で運用したらどうなるのか?次に検証してみます。

シミュレーション結果検証

運用資産2683.7478万円を年利6%で、毎月13万円取り崩していったらどうなるのか?取崩しシミュレーターで検証してみましょう。

図2 取崩しシミュレータ検証結果

計算結果を図2に示します。御覧の通り、30年後も運用資産は全く変わらず、2683.7478万円のままです。運用結果のグラフを図3に示します。

図4 取崩しシミュレーション結果

図4より、導出した運用資産2683.7478万円を年利6%で運用しつつ、毎月13万円取り崩していった場合、資産を全く減らさずに、維持できることが確認され、FIREシミュレーターの計算が正しいことが確認された。

まとめ

先日、4%ルールに代わる新しい指標を数学的に導し、その結果に基づきFIREシミュレーターを開発しました。実際に計算例で検証し、運用資産を維持しつつ毎月一定額を取り崩していけることを確認しました。

開発したFIREシミュレーターによって、自分がFIRE、セミFIREするにあたって、必要な運用資産がいくらなのか?この計算で目安を求めることが可能になります。

色々、考察したことによって、ある程度知見が得られたので、次のフェーズとして、FIRE用の携帯アプリの開発を行う予定です。

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